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死と隣りあわせ

 私はこれまでに二度、自殺を考えたことがある。
 最初は中学二年生の時で、二度目は作家として働き始めた後のことだった。・・私はその経験を決して馬鹿げたことだなどとは考えていない。むしろ、自分の人生にとって、ごく自然で、普通のことのような気もしてくるのだ。
今では、自分が一度ならずに二度までもそんな経験を持ったことを、とても良かったと思うことさえある。
 
 人間はだれでも本当は死と隣りあわせで生きている。
 自殺、などというのも、特別に異常なことではなく、手をのばせばすぐとどくところにある世界なのではあるまいか。ひょいと気軽に道路の白線をまたぐように、人は日常性かいつを投げ出すこともありえないことではない・・。
(五木寛之)


思い切った文章だと思った。
でも、私も15で死を考えた事があった。だから、この文章を読んだ時、驚きを覚えたし、共感を覚え感動した。
死を考えたくなるほどに苦しむこと、それは異常なことではなく、人間世界にはよくある普通のことだと思われた。
そして、それは私にとってはキリストとの出会いに導かれ、生きる意味を与えられるために必要なことだった。

人間はやがて死ぬものだと見据えてこそ、キリストにあって真に生きる意味と目的を見出すことができるのでないだろうか。
by nobuyori_1 | 2011-05-28 09:34 | 最近受けた恵み | Comments(0)