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空が変わった

私が大怪我をしたと聞いて、ある日大学時代の先輩が駆けつけてきてくれました。
そして後で、「僕にできることは、これしかありません」と聖書を届けてくれたのです。

しばらくそのままにしていた聖書を、ある日思い切って母に開いてもらうと、この言葉に出会いました。

「すべて疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。
 わたしがあなたがたを休ませて上げます」(新約聖書 マタイによる福音書11章28節)
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私が高校2年生の春、家の裏の土手に十字架の墓が建ちました。
そこには、「労する者、重荷を負う者、我に来たれ」と書かれていました。

うちは農家ですから、私はその時、豚小屋から堆肥が入ったかごを背負って坂を上っていました。
だからこの時は、「このことばは、俺のように重い荷物を負った人のことだ」と思いました。

でも、どうしてもわからなかったのは、その「我」が誰かと言うことでした。
時々その十字架のそばを通っていたのですが、ずっと疑問に思っていました。

聖書を開いて、その箇所に出会ったとき、遠い記憶が呼び覚まされるようでした。
ああ、あれはキリストの言葉だったのか、と気づいたのです。
(略)

教会が一つもない村で、高校生だった私が、この聖書の言葉に出会えたのは奇跡だと思います。
私が神様を全く知らないときから、いずれ大きな苦しみに遭う私のために、このことばを用意してくださっていたのだと、深い感動を覚えました。


あの時から、空が変わりました。
私は独りではなく、空が、神様が見ていてくれると思うようになったのです。


   星野富弘著 「いのちより大切なもの」(11月発売予定)より
空が変わった

なんて感動的なことばだろう
空が変わった
私の心が変えられるとき
空もまた変えられる


【「星野富弘 花の詩画展 in お茶の水」のお知らせ】
by nobuyori_1 | 2012-10-15 07:34 | 最近受けた恵み | Comments(0)