大塚信頼のブログ


by nobuyori_1
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お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい

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ごめんなさいね おかあさん
ごめんなさいね おかあさん
ぼくが生まれて ごめんなさい
ぼくを背負う かあさんの
細いうなじに ぼくは言う
ぼくさえ 生まれてなかったら
かあさんの しらがもなかったろうね
大きくなった このぼくを
背負って歩く 悲しさも
「かたわの子だね」とふりかえる
つめたい視線に 泣くことも
ぼくさえ 生まれなかったら



この詩は生まれたときから母に抱かれ背負われてきた脳性マヒの人が、世間の目を払いのけて育ててくださった、 強いお母さんへの感謝の気持ちを綴った詩です。

この詩の作者は山田康文くん。生まれた時から全身が不自由で書くことも話すことも出来ませんでした。
養護学校の向野先生が康文くんを抱きしめ投げかける言葉が康文くんのいいたい言葉の場合はウインクでイエス、 ノーの時は康文くんが舌を出して意志を伝えました。

出だしの「ごめんなさいね おかあさん」だけで1ヶ月かかったという。 気の遠くなるような作業を経て、この詩は生まれました。

この母を思いやる切ないまでの美しい心に対して、お母さんも、彼のために詩を作りました。

わたしの息子よ ゆるしてね
わたしの息子よ ゆるしてね
このかあさんを ゆるしておくれ
お前が脳性マヒと知ったとき
ああごめんなさいと 泣きました
いっぱい いっぱい 泣きました
いつまでたっても 歩けない
お前を背負って 歩くとき
肩にくいこむ重さより
「歩きたかろうね」と 母心
"重くはない?"と聞いている
あなたの心が せつなくて
わたしの息子よ ありがとう
ありがとう 息子よ
あなたのすがたを 見守って
お母さんは 生きていく
悲しいまでの がんばりと
人をいたわる ほほえみの
その笑顔で 生きている
脳性マヒの わが息子
そこに あなたがいるかぎり


このお母さんの心を受け止めるようにして、彼は、先に作った詩に続く詩をまた作りました。
 
ありがとう おかあさん
ありがとう おかあさん
おかあさんが いるかぎり
ぼくは 生きていくのです
脳性マヒを 生きていく
やさしさこそが、大切で
悲しさこそが 美しい
そんな 人の生き方を
教えてくれた おかあさん
おかあさん
あなたがそこに いるかぎり


人間と神様との関係も同じです。
人間は自分がつまらない存在だと思い、つぶやきます。
でも、神様はそれを聞いて、「そうではない。あなたはわたしの愛する子だよ。わたしはあなたを喜んでいる」と聖書を通して語りかけられる。
それを聞いた人間は、自分がお荷物ではない。愛されていた存在、喜ばれていた存在であることを初めて知る。
それからは誰にも愛されていない自分。いてもいなくてもいい自分ではなく、神に愛され、喜ばれている自分として、生き生きと人生を生きるように変えられる。
いや、生きるというより、神の愛によって生かされるのです。
母親である神様の愛が私たち人間を生かすのです。

誰ひとり必要のない人間などおりません。
たとえ人の目にも、自分自身の目につまらない自分にうつっても、
神様の目には、あなたは高価で尊い。あなたは神様に愛されています。
神様はひとり子イエス様をプレゼントしてくださるほどに、あなたを愛されているのです。
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by nobuyori_1 | 2015-04-22 04:46 | 最近受けた恵み | Comments(0)