母の日に想うこと
2018年 05月 13日
今日は「母の日」です。
素敵な母親に巡り合えた人もいれば、中には尊敬できないお母さんもいて、とんでもない、あのお母さんを思い出したくないという人もいるでしょう。
英語で「My mother is my mother」 (私のお母さんはワガママです)というのがあります。
自分がお母さんでではない人、お母さんになりたくてもなれなかった人、独身でお過ごしになった人、お子さんのおられない方々のことを含めて、
私は「母の日」という表現よりも、「すべての女性を大切にする日、女性を見直す日」、ということを作ったらいいんじゃないかと思いました。
大川 従道
料理のできない男性の私にとり、料理を作ってくれるというのは死活問題です。
妻や母が作ってくれる手作り料理は私にとっては最高のおもてなしです。
女性は料理を通して愛を表わしているのです。
もしお料理を作ってくれなければ、私のように料理のできない者はパンをかじるか、毎回外に行って外食するか、保存料の入ったコンビニ弁当を食べ続けなければなりません。
安全で健康面を考え、好みを考慮し、家庭にいながら食べられる出来立ての手作り料理は、男性・子どもへの最高のおもてなしであるし、そのような形で私たちは母親の愛を受けて育ってきたのです。
畑を始めてからの実感は、野菜を育てるのも、子どもや人を育てるのも、動物を育てるのも基本は同じだということです。
土壌が大切、日光と水が大切、芽が出た後も雑草を抜いたり病気の対応をしたり世話が大切です。
お子さんのおられない方も、何らか育てると良いと思います。
命あるものを愛し育む喜び、成長を楽しむ喜び、関係を楽しむ喜び、実りを収穫する喜びを体験できます。
しかし、人が野菜と違うのは結果が出るのが1年ではなく20年以上かかること。
長い時間をかけ、大変でありながらも楽しみ、わがままな私を苦労しつつも忍耐をもって粘り強く、祈りの中で育ててくれた母の愛はかけがえのないものです。
生んだ以上何があっても支えていこうとする母親の愛は、神様の愛から派生したものです。
産み育てて下さった母親と、神様と、全ての女性に感謝致します。
大塚 信頼