脳に良いシナプス回路(模様)をつくりましょう
2019年 05月 21日
先週は、早天祈祷会に11名。Lineで2名の方が参加されておりました。
礼拝に20名の参加なので半数以上の方が早天祈祷会を守っていることになります。
朝の祈りは勝利ある生活に欠かせないもの。
早天祈祷会が毎日の習慣となり、共に勝利ある生活を歩めることは牧師として感謝に絶えません。
「考えは言葉になり、言葉は行動になり、行動は習慣に、習慣が人格になり、人格は運命を形作る。」
―サミュエル・スマイズ(作家・イギリス)
私たちは感謝より不平を言う方がずっと楽なことを知っています。
感謝は意識し、努力してこそできるものですが、不平は知らず知らずの内にでてくるものだからです。
ここで、習慣化する過程を知ると、助けになるかもしれません。
脳を研究している学者たちは、通常、新しい習慣を造るには21日程度の期間がかかると言っています。
人間の脳は、ある行動が繰り返されると、その中でシナプスと言う回路が形成され、それを抵抗せずに受け入れるようになるのです。
シナプスが作る回路は、ちょうど脳に道が作られるのとおなじようなものだと言われます。
ところが興味深い点は、シナプスはその性質上、一方向にだけ興奮を伝達するのです。
そのため、次の時に似たような刺激を受けると、一度作られた回路の方向にたやすくつながるのです。
たとえば、私たちがある状況で怒ると、怒る方向に根が張られ、否定的な回路が作られます。
そこで似たような刺激が与えられると、より怒りやすくなるのです。
反対に感謝をすれば、脳に感謝の根が張られ、次からは容易に感謝できるように、脳の中に感謝の道ができるのです。
こうして、私たちの脳に模様が作られるように根がはられ、道が作られる時、これが私たちの「性格」となるのです。
ジョージ・ルードは「人間の脳の中のシナプス連結が変化すると、その人の人格、すなわち性質も変わる」と語りました。
(「感謝が習慣となる21日」ジョン・クゥアン著)
今週も神様を第一とし、すべてを前向き・肯定的に感謝して、良いシナプス回路を作りましょう。
「いつも喜びなさい。たえず祈りなさい。すべてのことに感謝しなさい。」
(テサロニケ5:18)