ハーベスト・キャンプ
2019年 10月 26日
先々週は5日間の長野県聖山高原キャンプ場に「ハーベスト・キャンプ」に行ってきました。
子どもたちを通わせている学校(ハレルヤ・インターナショナル・チャーチスクール)恒例の、「稲刈りキャンプ」です。
この学校の特色は、田植えも刈り取りもすべて手作業だということ。
未だに手作業でしている光景は珍しく、通りかかる人が写真を撮っていくそうです。
黄金に輝いた田んぼの稲を、30人近くで手分けをしました。まずはかまで刈る人、わらで束ねる人、運ぶ人、乾燥させるための「はさ」を組み立てる人、「はさ」に稲穂をかける人(はさがけ)に分かれます。
私は刈るチームに入り、稲刈りを始めました。
どんなに実った穂を収穫する作業は喜びと感動に満ちたものかと期待していましたが、実際にやってみると余りに地味な作業で拍子抜け。
腰をかがめ、ひたすら根株から根株へとかまを入れる連続。気が遠くなってきました。
ところが朝から刈り取り機で協力してくださる方がおりました。
雨が夜から降るという予想で、雨の前に終わらせるためです。
疲れた様子なので、私が使い方を教えて頂き交替しました。
一台で二役でどんどん刈られ束になる稲穂を見て「主よ、感謝します」と祈りつつ、自分が求めていたのはこれだ!と、まさに収穫の喜びを実感した瞬間でした。
しかし、考えてみると次々刈り取られる稲は先生や生徒たちが5月に一つ一つ手で植えたもの。
それを刈り取らせていただいていると考えると感慨深かったです。
聖書に書いてある通り、自然の法則から霊的な原則「蒔いたものを刈り取る」(ガラテヤ6:7)
「ひとりが種を蒔き、ほかの者が刈り取る。」(ヨハネ4の47)
「やがて大収穫のときが来る」
ことを確認できました。
一束から採れる量は一杯のごはん。全体で30Kgの袋が30袋分ぐらい収穫できました。
空にはトンボやドローンが飛んで上空から撮影までしてくれました。
刈り取り体験から教えられたことは、
①刈り取りにも労力と人手が必要。チームワークで流れ作業が大切。
②オイル(聖霊の油注ぎ)の力で通常の5倍~10倍、刈り取りが速く進むこと、等。
「収穫は多いが、働き人が少ない。」(マタイ9の37)
「目をあげて畑を見なさい。はや色づいて刈入れを待っている。」(ヨハネ4の45)。
収穫の喜びを共に味わいましょう!